宙玉(そらたま)とは?
透明な玉を使って撮影すること自体は世界中で多くの人達に楽しまれています。ただし、玉を何かの上に載せて撮影するとか、指でつまんで撮影するといった方法なので、台や指先が写ってしまうという問題があります。そこでそれらが写らず、宙に浮かんでいるように撮影できないかと考案されたのが、この宙玉です。うまく撮影するためには、ちょっとした知識が必要になりますが、ぜひ宙玉の不思議な世界をお楽しみください。
使用方法
Step.1
宙玉をご使用のレンズにフィルターのように取り付けます。
「soratama 72」のフィルター径は72mmです。レンズとの接続にはステップアップリングを別途ご用意ください。たとえばレンズのフィルター径が52mmの場合は52mmから72mmのステップアップリングを使います。77mmの場合は77mmから72mmのステップダウンリングを使います。
Step.2
レンズから近い位置にある透明球にピントを合わせる必要があるので、接写リングやマクロレンズを使って接写ができるようにします。画面内での玉の大きさは延長筒(Extension tube 72)やズーミングで調整します。
宙玉に向いているのは広角レンズか標準レンズです。接写が必要なので、接写リングを別途ご用意ください。レンズに絞りがない場合は、電子接点のある接写リングをお求め下さい。マクロレンズの使用も可能ですが、望遠系のレンズだと延長筒の長さを延ばす必要があり、おすすめではありません。
詳しいセッティングや撮影方法に関しては宙玉サイトでご確認下さい。(宙玉サイトはこちら)
作例
購入上の注意
宙玉はレンズに取り付けた透明球に映る光景を撮影するシステムですので、透明球を大きく写すために接写できることが重要になります。接写ができるようにするためには以下のような方法があります。
- マクロレンズを使う
- カメラのマクロモードを使う
- レンズとボディの間に接写リングを入れる
それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分のシステムに合った方法を選びましょう。