AMA BAW Amagasaki Photo EVENT 2015
AMA BAW Amagasaki Photo EVENT 2015
尼崎発信の写真イベント「AMA BAW」も、今年で3回目を迎えることができました。今年も例年と同様、タカザワケンジ氏を講師に、講義とポートフォリオレビューを行います。毎年、違った視点で写真史を読み解く内容の濃い講義と、それを基礎においたポートフォリオレビューは、今までの作品に変化を得られる良いきっかけとなるのではないでしょうか。また、2日目には、中藤毅彦氏のスライドショー上映とトークショーを開催、第24回林忠彦賞受賞と現在までの作家活動について、聞き手にライターの大澤友貴さん、アートディレクターの長尾敦子さんをお迎えして、写真集などの製作など、写真家としての活動にとても参考になるお話が聞ける関西では希少な機会ですので、ぜひご参加ください。
AMA BAW 2015 について
開催日時
2015年6月6日(土)13:00〜18:00 / タカザワケンジ Kenji Takazawa(詳細)
2015年6月7日(日)13:00〜17:00 / 中藤毅彦 Takehiko Nakafuji(詳細)
開催日時
尼崎市中小企業センター(研修室504)/阪神尼崎から遊歩道直結/駐車場あり MAP
参加料金
両日参加 7,500円(6,500円)
6日のみ 4,500円(4,000円)/7日のみ 4,000円(3,500円)
※ カッコ内は、学生/過去にAMABAWへ参加されたことがある方の割引料金
お申込み/お問い合わせ
お名前・ご連絡先(お電話番号・メールアドレス)をご記入の上、参加日・参加人数をお願いいたします。メール・お電話にて受け付けております。AMA BAWに関するお問い合わせもこちらで受け付けております。(担当:佐野)
メール:seiji@on-and-on-shop.com
TEL:06-6401-6822(10:00〜18:00/土日祝休み)
6/6 sat. | タカザワケンジ氏による講義と講評
13:00〜15:30 講義
「1970年代から現在まで、美術と写真の関係はどう変化してきたか?」(途中、休憩を含みます)
16:00〜18:00 ポートフォリオレビュー
ポートフォリオレビューをご希望の方は作品をご持参ください。
タカザワ ケンジ
写真評論家・ライター
東京造形大学、東京綜合写真専門学校、東京ビジュアルアーツ非常勤講師
1968年群馬県生まれ。「アサヒカメラ」『IMA」『PHat PHOTO」などにインタビュー、評論、ルポを寄稿。大学、専門学校などで写真史、写真作家論の講義、作品講評を行う。
2007年に「日本カメラ」に1年間、写真家、渡辺克巳の評伝を連載。「芸術新潮」2012年10月号に「破格の写真家 篠山紀信論」を寄稿。
2013年ヴァル・ウィリアムス著「Study of PHOTO 名作が生まれるとき」(ビー・エヌ・エヌ新社)日本語版監修。富谷昌子写真集『津軽』の編集と解説を手がける。
2015年、写真についてのフィールドワークの一環として写真店「CARDBOARD CITY」(TheWhite)を開催。
同時にレクチャー「移動する窓からの眺め」を行う。
そのほかの主な仕事に高梨豊著『ライカな眼』(毎日コミュニケーションズ)の編集、中島らも対談集『なれずもの』(イーストプレス)の撮影。
AMA BAWでのレクチャーは2013年から行っている。
6/7 sun. | 中藤毅彦 スライド上映とトークショー 聞き手・大澤友貴
13:00〜14:30
第24回林忠彦賞受賞と現在までの作家活動について
15:00〜16:30
写真集製作について「STREET RAMBLER」とこれからの写真集
16:30〜17:00
作家との対話/写真集販売
中藤毅彦(なかふじたけひこ)
写真家
1970年東京生まれ。早稲田大学第一文学部中退。東京ビジュアルアーツ写真学科卒業。
都市のスナップショットを中心に作品を発表し続けている。
国内の他、東欧、ロシア、キューバ、パリ、ニューヨークなど世界各地を取材。
また、裸のラリーズ、ゆらゆら帝国、恒松正敏などのロックミュージシャンのオフィシャルカメラマンを担当するなどのアーチストの撮影も行う。
作家活動と共に、東京四谷三丁目にてギャラリー・ニエプスを運営、展示の他、ワークショップ等を多数開催。
写真集に「Enter the Mirror」「Winterlicht」「Night Crawler」「Sakuan,Matapaan-Hokkaido」「Paris」「STREET RAMBLER」がある。
第29回東川賞特別作家賞受賞。第24回林忠彦賞受賞。http://www.niepce-tokyo.net
聞き手・大澤友貴(おおさわゆき)
写真研究、写真ライター
1982年、埼玉県生まれ。2007年、日本大学大学院芸術学研究科映像芸術専攻修士課程修了。
石元秦博とその周辺についての研究、またライターとして「アサヒカメラ」などでも執筆中。
著者に『フジフイルム・フォトコレクション 日本の写真史を飾った写真家の「私の1枚」』(共著、富士フイルム、2014年)がある。
コーディネート・長尾敦子(ながおあつこ)
アートディレクター・グラフィックデザイナー
2014年より、アーティストブックを製作するレーベル「Book Photo PRESS」を立ち上げ、質感にこだわった小ロットのブック製作をスタートさせる。
現在、松谷友美、中藤毅彦作品の新作写真集を企画中。http://book-photo.jp
AMA BAWとは...
尼崎を拠点とする on and on【オンアンドオン】と、alnair【アルナイル】が主催する写真イベント。 2013年に第一回フォトレクチャーを開催、写真について、様々な視点・観点から読み解き、今よりさらに踏み込んだ写真表現を目指したい方へ向けて、尼崎より発信していきます。